数学の先生が変わって,
先生が何言ってるか全然わからない。ピンチ…
という状況で悩んでいませんか?
私も高校生の時,そうでした。
高1のときの先生はよかったけど,高2になって先生が変わったら,まったくわからなくなってしまいました。
学校の授業がわからなければ,学校に頼るのではなく,自分でなんとかするしかありません。
この記事では,初めて学ぶ単元でも,自分で一から勉強できるおすすめの参考書を紹介します。
※入試に向けて実践的な問題演習をしたい人には,文系数学の数学の良問プラチカがオススメ。
初学者におすすめの数学参考書を選ぶポイント
本屋さんに行くと,高校生向けの参考書は様々なものが並んでいます。
その中で,数学が苦手な人でも取り組みやすい参考書を選ぶポイントをあげてみます。
見た目が好み
参考書とはいえ,見た目は重要な要素です。
数学が苦手な人にとって参考書を開くのはとてもおっくうなこと。
色使いやデザインのかわいさなど,自分のテンションがあがる見た目の本を選ぶとよいです。
話し言葉で書かれている
数学の参考書といえば,お堅い文章で書かれていることが多いですが,数学が苦手な人にとっては敬遠されがち。
話し言葉であったり,対話形式で文章が進められているタイプの参考書は,読みやすく続けやすいと思います。
ただ,話し言葉にすることで文字数が多くなるので,必然的にページ数が増えてしまうデメリットがあります。
ページ数は多くなりますが,わかりやすい言葉で書かれていてスムーズに読み進められるので,分量の多さはさほど気にならないでしょう。
初心者におすすめの数学参考書3選
ここからは,初めて学ぶ人でも,自力で学習が進められるおすすめの参考書を紹介します。
どの参考書も初歩から丁寧に説明されているので、どれを選んでも間違いありません!
やさしい高校数学シリーズ
「やさしい高校数学」シリーズは,初学者向け参考書の王道といえる本です。
シンプルで見やすい紙面構成で,デザインもかわいらしく,楽しく読み進められます。
各例題には「定期テスト出題度」と「共通テスト出題度」もつけられており,普段の学習に加えて,入試を意識した学習もてきるようになっています。
文章は生徒と先生の対話形式で進んでいき,ちょうどわからなくなりそうなところで生徒が質問してくれるので,つまづくことが少ない構成になっています。
まるで一緒に授業を受けているような気分で読み進められます!
「数学Ⅰ・A」,「数学Ⅱ・B」,「数学Ⅲ・C」の3分冊で,1冊ずつが辞書ぐらいの厚さになっているので,持ち運びにはあまり向きませんが,最初から一つずつ丁寧に解説されている証拠でもあります。
机に置いておいて、普段の勉強でつまづいたときに調べる使い方がオススメ!
マセマ 初めから始める数学シリーズ
「初めから始める数学」シリーズは,私が高校生の時(20年以上前)から売られている,歴史の長いシリーズです。
説明の内容としては,やさしい数学よりはややあっさりしている印象です。
著者の先生の数学への愛が伝わってきます。
ページ数がやや少なめなので,テンポよく進めることができる一方,細かいところでつまづいてしまう可能性もあります。
マセマのシリーズは,「初めから始める」→「元気が出る」→「合格」という順番で,レベル別に展開されているので,マセマシリーズが好きな人は,レベル順に進めていけば入試レベルまで到達可能です。
初学者からハイレベルまでカバーしているのは魅力!
坂田アキラの面白いほどわかるシリーズ
坂田アキラの面白いほどわかるシリーズは,インパクトのあるイラストと参考書とは思えないフランクな解説が特徴。
普通の参考書では省略されている細かい途中式が毎回しつこいほどに書いてあるので,見失うことはまずないと思います。
説明が丁寧な反面,たくさんのことが紙面にかかれているので,読みづらさを感じる人もいるかもしれません。
また,出てくるイラストに癖があるので好みは分かれるかもしれませんね。
個人的にはちょっとしたおふざけ要素がある方が好きです。
坂田アキラシリーズは単元ごとに分冊になっているので,全範囲網羅しようとすると冊数が増えてしいまいます。
苦手な単元の本から手に入れてみるのがおすすめです。
自分に合った参考書で,楽しく勉強しよう
数学が苦手な人でも,自分で一から学習が進められる,おすすめ数学参考書を紹介しました。
「学校の授業がまったくわからない」という場合でも,参考書の助けを借りて,楽しみながら学習できるようにしていきたいですね。
このブログでは,自分で勉強しているとき,つまづきやすいポイントを解説。
「かゆいところに手が届く」情報を発信しています。
自分で勉強する際にオススメの参考書や,勉強が楽しくなる文房具も紹介していますので,よろしければご覧ください!